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中古戸建て住宅のリフォームで「できないこと」とは?
2019.03.27
中古の戸建て住宅のリフォームは、マンションリフォームに比べて自由度が高いというメリットがあります。しかし、戸建住宅でも全て思い通りにリフォームできるというわけではありません。法令の関係でリフォームができないケースもあるので、リフォームをするときには施工可能かどうかをきちんと確認しておきたいですね。
そこで今回は、戸建てリフォームで「できないこと」にはどのようなものがあるのかを紹介します。
中古の戸建て住宅のリフォームは、マンションリフォームに比べて自由度が高いというメリットがあります。しかし、戸建住宅でも全て思い通りにリフォームできるというわけではありません。法令の関係でリフォームができないケースもあるので、リフォームをするときには施工可能かどうかをきちんと確認しておきたいですね。
そこで今回は、戸建てリフォームで「できないこと」にはどのようなものがあるのかを紹介します。
間取りの変更はできないこともある
リフォームで間取りを変更したいという方は多いものです。しかし、空間を仕切る壁を取り外して部屋を広くするリフォームができないケースもあるので気をつけましょう。
建物を支える構造体になっている柱や壁は、取り外したり穴を開けたりすることはできません。リフォームしたい物件が構造体の多い建物だった場合、間取りはほとんど変更できないということになります。
◆家の中に吹き抜けを作るリフォームの可否
家に吹き抜けのフロアがあれば開放感がありとても快適です。
木造の戸建住宅なら吹き抜けは作りやすいことがほとんどです。しかし、鉄骨の戸建て住宅の場合、鉄骨の梁が多いため吹き抜けを作るのはかなり難しいといえます。吹き抜けを作ると耐震強度が落ちるリスクもあるので、耐震性を十分確保できるリフォームをすることが大切です。
◆階数を増やすリフォームはできる?
階数を増やすリフォームは、建ぺい率、容積率の範囲内ならば可能です。
平屋を2階建てにするときには、柱や壁を補強するなどの工事が必要になりますが、こういった工事ができない場合増築は難しくなります。また、2階建てと3階建てでは基礎部分のつくりが大きく異なるため、新たに3階を作るリフォームはできないことがほとんどです。
◆家の面積を広くするリフォームにも要注意
階層を増やす増築だけでなく、戸建ての広さを確保するリフォームにも制限があります。住宅を増築するときには、隣の土地との境界線や道路から一定の距離を確保しなければなりません。擁壁からの距離が足りないときにも増築ができないことがあります。
増築に関しては法的条件が細かく定められているため、リフォーム業者に増築の可否をきちんと確認しておきましょう。
◆ドアや窓ガラスのリフォームができないことも
地域によっては、耐火建築または準耐火建築にすることが定められており、防火戸や防火設備が必要とされることがあります。耐火性に不安が残る木製の玄関扉は使えないこともあるので、玄関のリフォームをするときには基準を満たしたものを取り入れましょう。
窓ガラスも同じで、こういった地域では防火性能基準を満たしたサッシのみが使用可能とされます。リフォーム前には地域の防火基準を確認しておくとよいでしょう。
戸建てのリフォームはかなり自由度が高いものですが、どんなことでもできるということではありません。
リフォームに関する制限は、住む人の安全を確保するためにあります。安心で快適な生活を実現するためにも、リフォーム時には制限についてよく確認しておくことが大切です。
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